2024年秋のサイコロきっぷの買い方と旅先までの経路・所要時間を解説【敗者復活戦はある?】

2024年9月20日

※当ページには広告を含む場合があります。

「サイコロきっぷに興味がある・・・」

「サイコロきっぷの購入方法を詳しく知りたい・・・」

「旅先までの経路とおおまかな所要時間が知りたい・・・」

当記事ではこんな悩みを解決します。

JR西日本が期間限定で発売する「サイコロきっぷ」。

どこが旅先になるのかは買ってみないと分からない、そんなゲーム性と値段の安さから毎回発売される度に大人気となっているきっぷです。

2024年秋のサイコロきっぷは、大阪発で事前抽選制となっており、計25,000組に購入権が与えられました。

(※2024年秋の抽選は終了しています。事前抽選に申し込んだ人にはJR西日本から当落結果を知らせるメールが届いています。)

そこで当記事ではサイコロきっぷに興味がある人に向け、購入方法や旅先までの経路と所要時間を解説していきます。

サイコロきっぷ購入の条件

サイコロきっぷ第7弾
大阪発サイコロきっぷ(画像:JR西日本)

2024年秋のサイコロきっぷ概要

  • 名称:「大阪発サイコロきっぷ」
  • 事前抽選申込期間:~2024年9月8日(日)※終了しました
  • エントリー期間:2024年9月19日(木)~10月31日(木)
  • 利用期間:2024年9月28日(土)~11月24日(日)
  • ※ただし10月11日(金)13日(日)および11月1日(金)3日(日)利用開始分を除く
  • 料金:「月~木出発分」5,000円、金・土・日・祝日出発分「8,000円」
  • 行先と確率:富山1/3、津山(岡山)1/3、白浜2/9、博多1/9
  • ※かっこ内の駅に限り途中下車可能

2024年秋のサイコロきっぷは事前抽選制

  • 事前抽選申込期間:2024年/9/8(日)23:59(※受付は終了しています)

今回のサイコロきっぷは事前抽選制となっています。

以下の応募ページから申し込みを行い、抽選に当選した人のみサイコロきっぷを購入できます。

(※事前抽選の申し込みは終了しています。)

大阪発サイコロきっぷ 事前抽選申込専用ページ

事前抽選の申し込みは2024年9月8日(日)23:59までとなっていますので、興味がある人は期限までにエントリーをしておきましょう。

事前抽選の申し込みに代金はかかりません。(無料)

ですので、今旅行にいくかどうか決めていなくても興味があるなら事前抽選に申し込みしておきましょう。

なお、抽選のエントリーにはJR西日本のWESTER会員になっている必要があります。

また、きっぷの購入にはクレジットカードとWESTERアプリの登録が必要となります。

当選発表は9月18日(水)以降に登録したメールアドレスに配信されています。

旅先と各方面への出目の確率

今回のサイコロきっぷの行き先は富山、津山、白浜、博多の4か所。

各方面の出目の確率は以下の表のとおり。

旅先確率備考
富山(富山県)1/3
津山(岡山県)1/3岡山駅で途中下車可能
白浜(和歌山県)2/9
博多(福岡県)1/9

なお、津山駅が出た場合のみ岡山駅で途中下車が可能です。

途中下車とは、旅行途中、駅でいったん改札口の外に出ることができる制度です。

購入方法

抽選に当選すると、サイコロきっぷの購入が可能になります。

サイコロきっぷの購入はJR西日本のWESTERアプリから行います。

当選するとアプリ内に「サイコロきっぷが購入いただけます」という表示が出ますので、そこから購入手続きへ進みます。

1人につき3名分まで同時購入が可能で、利用人数を選択した後は人数の変更はできません。

利用人数を選択するといよいよ旅先が決まる運命の瞬間。

画面に表示された行き先が旅先に決定されます。

旅先が決まれば列車の予約を行います。

e5489で希望する利用日と乗車列車・座席を選び、駅へ行きみどりの券売機等できっぷを受け取ります。

購入期間と利用期間

  • エントリー期間:2024/9/19(木)9:00~2024/10/31(木)23:30
  • 発売期間:2024/9/19(木)~2024/11/23(土)

今回のサイコロきっぷの利用期間は2024年9月28日(土)~2024年11月24日(日)の連続する2日間。

なお、有効期間は連続する2日間となっていますが、日帰りでの利用も可能です。

ただし、10月11日(金)~10月13日(日)および11月1日(金)~11月3日(日)の利用開始分の設定はなしとなっていますので注意が必要です。

つまり、利用期間中であっても3連休の間は利用できなくなっています

また、利用期間は11月24日(日)までですが、サイコロきっぷの購入期限は2024年9月19日(木)9:00~2024年10月31日(木)23:30までとなっているので、注意が必要です。

なお、サイコロきっぷの座席数はあらかじめ決められているため、利用期間が後になると希望する列車の予約が取りにくくなる場合があります。

当選し旅行に出かける場合は早めに列車の予約をするのがおすすめです。

値段

サイコロきっぷの値段は「月~木出発分が5,000円」、「金・土・日・祝日出発分が8,000円」となっています。

一番割引率の低い白浜でも通常のきっぷだと12,280円かかるので、どこが当たっても損することはありません。

料金の支払いはエントリー完了後(サイコロを振る時)に4,500円が引かれ、列車の予約を行う時に500円または3,500円が引かれる仕組みとなっています。

大阪市内の駅ならどの駅からも乗車可能

サイコロきっぷは大阪市内の駅であればどの駅からも乗車可能になっています。

なお、大阪市外の駅から利用する場合は、大阪市内の駅までの運賃が別途必要になります。

ただし、行先までの経路上にある駅からは「内包乗車」ができます。

たとえば、行先が富山の場合、

  • 三ノ宮駅から乗車する場合、塚本駅までの運賃が別途必要
  • 京都駅から乗車する場合、そのまま乗車可能

また、行先が津山や博多の場合

  • 三ノ宮駅から乗車の場合、新神戸駅や西明石駅、姫路駅から乗車可能
  • 京都駅から乗車の場合、東淀川駅までの運賃が別途必要

となります。

その他注意事項

エントリー後の人数変更や払い戻しはできません。

なお、利用開始日や指定列車の変更はきっぷの受け取り前であればe5489で変更が可能です。

きっぷの受け取り後は列車の運休や運行不能時を除き変更はできません。

特に注意が必要なのは、乗車駅からICOCAなどのIC乗車券を利用する場合。

サイコロきっぷは紙のきっぷなので、ICカードとの併用ができません。

出発駅からICカードで乗車すると、途中の乗り換え駅や降車駅で清算処理が必要になることがあります。

特に、富山の場合、乗り換えが必要な行き先の場合、在来線から新幹線への乗り継ぎが発生するので、処理に時間がかかると予約した新幹線に乗車できなくなる場合があるので注意が必要です。

その他、通常のきっぷとは発売条件や利用条件が異なる場合があるので、利用の際はJR西日本の公式ホームページを必ずチェックしてください。

サイコロきっぷ|アオタビ

各方面への経路と所要時間

ここからは今回のサイコロきっぷの各方面への経路と所要時間を紹介します。

富山

富山駅へは東海道線・湖西線・北陸本線・北陸新幹線を経由します。

途中、敦賀駅で在来線から新幹線に乗り換えを行います。

敦賀駅で乗換を行いますが、途中下車はできません。

大阪~敦賀は、特急「サンダーバード」を、敦賀~富山は北陸新幹線のそれぞれ普通車指定席が利用できます。

大阪~富山の所要時間は約2時間30分~3時間前後。

たとえば大阪駅07:40発のサンダーバードに乗れば富山駅には10:17に到着します。

なお、富山が出たらできそうなことは以下の記事でまとめています。

津山

津山駅へは山陽新幹線・津山線を経由します。(姫新線は利用不可)

大阪駅からは、新大阪駅で山陽新幹線に乗り換え岡山駅へ向かい、岡山からは津山線で津山駅へ向かいます。

新大阪~岡山の新幹線は「のぞみ」や「みずほ」に加え、全ての列車の普通車指定席が利用できます。

津山線には特急列車が運行されていないため、快速列車か普通列車を利用します。

車窓を眺めながらのんびりとした旅が楽しめそうですね。

大阪~津山の所要時間は2時間20分~3時間程度。

なお、行き先が津山の場合のみ、岡山駅で途中下車が可能です。

津山まで行くのはしんどかったり、ちょっと…という方は岡山や倉敷を目的地にしてもいいですね。

倉敷へは別途、岡山~倉敷の運賃や料金が必要になるので注意が必要です。

倉敷の楽しみ方を含め、津山が出たらできそうなことは以下の記事でまとめています。

白浜

白浜駅へは大阪環状線・阪和線・紀勢本線を経由します。

特急「くろしお」の普通車指定席を利用します。

行先が白浜の場合、途中の駅で乗り換える必要はありません。

大阪駅から白浜駅までの所要時間は2時間30分ほどです。

大阪駅07:40発のくろしおに乗れば10:10に白浜に到着です。

白浜が出たらできそうなことは以下の記事でまとめています。

博多

新大阪~博多までは山陽新幹線を利用します。

速達列車の「のぞみ」や「みずほ」はもちろん、全ての列車の普通車指定席が利用できます。

新大阪から博多までの所要時間は2時間30分前後となっています。

【追記】敗者復活戦はあるのか?

サイコロきっぷが発売されてから初めて事前抽選制となった2023年夏の大阪発サイコロきっぷ(第5弾)では、抽選に申し込んで落選した人のみを対象に26,000組限定の事前抽選制で発売されました。

冒頭でも書きましたが、サイコロきっぷは毎回人気の企画のため、確実にあるとは言えませんが、今回も「敗者復活戦」のサイコロきっぷが発売される可能性は高いです。

敗者復活戦のサイコロきっぷの発売が決定されるとJR西日本のホームページで発表されます。

旅先に選ばれる行き先も変更される可能性がありますので、抽選に外れた人も次回のサイコロきっぷの発売を楽しみにしておきましょう。

なお、敗者復活戦の抽選に参加するには改めてエントリーが必要となります。

最後に

当記事では2024年秋のサイコロきっぷの買い方と旅先までの経路と所要時間を解説しました。

今回のサイコロきっぷは抽選制のため、興味のある方は必ず抽選のエントリーを済ませておきましょう。

また、旅先はどこも大阪駅からだと片道2時間半~3時間の所要時間で、目的地によっては乗り換えが必要な旅先もあります。

サイコロきっぷを利用するには抽選に当選する必要がありますが、1泊2日でも日帰りの旅行でも格安で鉄道旅行に出かけるチャンスと言えるでしょう。

ホテルの予約は楽天トラベルがお得![PR]