大阪駅1番のりばはややこしい?大阪環状線内回りを走る電車の行き先について詳しく解説
「大阪駅の1番のりばから発車する電車の行き先がややこしい・・・」
「大阪駅から大阪環状線を利用する予定なんだけど、初めてだし乗り間違いがないかとても心配・・・」
当記事ではこんな悩みを解決します。
大阪駅の1番のりばは大阪環状線の内回り電車が発着するホームですが、行き先の電車は環状線内を走る電車だけではありません。
結論から言うと大阪駅の1番のりばからは複数の行き先の電車が発車するので、初めて大阪環状線を利用する人にとってはややこしく感じるかもしれませんが、実はその反面、慣れればとっても便利です。
当記事では、大阪駅の1番のりばから発車する電車の行き先について、分かりやすく解説しています。
参考 大阪駅|構内図:JRおでかけネット(外部リンク)
大阪駅の1番のりばから発車する電車の行き先は5方面ある
大阪駅の1番のりばは大阪環状線の内回り電車が発着するホームです。
ですが、大阪駅の1番のりばから発車する電車の行き先はなんと5方面もあります。
表にまとめると以下のとおり。
行き先 | 乗り入れ路線名 | 列車種別 |
西九条・弁天町・新今宮・天王寺方面 (環状線内回り) | 大阪環状線 | 普通(環状運転) |
鳳・日根野・関西空港方面 | 阪和線 関西空港線 | 関空快速 直通快速 |
鳳・日根野・和歌山・御坊方面 | 阪和線 きのくに線 | 紀州路快速 直通快速 |
王寺・奈良・加茂方面 | 大和路線 | 大和路快速 区間快速 |
ユニバーサルシティ・桜島方面 | ゆめ咲線 | 普通 |
このように、大阪駅の1番のりばからは、環状線内回り、関西空港方面、和歌山方面、奈良方面、そしてユニバーサルシティ・桜島方面と、実に5方面の電車が発着しています。
そのため、大阪環状線の内回りを利用する際は行き先や列車種別には要注意。
特に環状線だと思ってとりあえず来た電車に乗ると、奈良や和歌山へ飛ばされてしまう可能性もあります。
このように、一見するととてもややこしいようにも見えますが、逆に言うとこれらどの方面へ行くにも1番のりばからの発車のため、実はとても便利です。
ホームの並ぶ位置に注意
大阪駅の1番のりばから乗車する際は、行き先はもちろんですが、ホームの並ぶ位置にも注意が必要です。
各列車種別と行き先によって並ぶ位置が色ごとに足元の乗車目標に記されています。
行き先 | 乗車目標の色とマーク | 列車種別 | 乗り入れ路線 |
環状線内回り ユニバーサルシティ方面 | 赤(環状線のマーク) | 普通 | 大阪環状線 ゆめ咲線 |
奈良方面 | 緑(シカのマーク) | 大和路快速 区間快速 | 大阪環状線 大和路線(※一部は和歌山線へ) |
関西空港方面 | 青(飛行機のマーク) | 関空快速(前方車両) 直通快速 | 大阪環状線 阪和線 関西空港線 |
和歌山方面 | 橙(ミカンのマーク) | 紀州路快速(後方車両) 直通快速 | 大阪環状線 阪和線(※一部はきのくに線まで) |
このように奈良方面行きには奈良をイメージするシカのマークが、関西空港行きには関西空港の飛行機のマークが、そして和歌山行きには和歌山の特産物であるミカンのマークがあしらわれています。
それぞれの行き先が色とマークでイメージできるため、初めて利用する方や外国人観光客にも分かりやすくなっています。
関西空港・和歌山に向かう際の注意点
なお、関空・紀州路快速は「関空快速」と「紀州路快速」の2つの快速電車が連結して運転されており、途中の駅で切り離しが行われるので、利用する際はさらに注意が必要です。
大阪駅を発車する時点では前の車両が関西空港行きの関空快速で、後ろの車両が和歌山方面行きの紀州路快速で、途中の日根野駅までは連結して運転されていますが、切り離しが行われそれぞれ別の目的地へ向かいます。
関空・紀州路快速については以下リンク先の記事で詳しく説明していますので、こちらの記事も参考にしていただければ幸いです。
最後に
当記事では大阪駅1番のりばから発車する電車の行き先についてまとめました。
大阪駅の1番のりばは大阪環状線の内回り列車が発着するホームですが、記事内で紹介したように環状線だけでなく奈良や和歌山、関西空港へ向かう列車も発着していてとても利便性が高いです。
ただ、はじめて利用する場合は少しややこしく感じ、電車の行き先をよく確認しないと乗り間違いをすることになります。
ですので乗車の際はホームの電光掲示板や列車の行き先表示などをよく見て乗り間違いがないようにしてくださいね。
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